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皆さんサヘル・ローズさんはご存じでしょうか?
イラン出身の女優さんでコメンテーターとしてもご活躍されていますよね。
様々な分野でご活躍されていますが、国際人権NGOの活動『すべての子どもに家庭を』において親善大使を務めるなど、福祉活動にも熱心に携わっています。
そんなサヘル・ローズさんですが、幼少期は大変辛い時期を過ごされていたようです。
今回は、生きる意味を見出すことが出来ないような厳しい日々を乗り越えてきた彼女が贈る、『言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”』についてまとめました!
『言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”』とは?
- 著者: サヘル・ローズ
- タイトル: 言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”
- 価格: 1,430円(税込み)
- 発売日: 2022年01月20日
- 出版社: 講談社
- ページ数: P206
- 言語: 日本語
- 電子書籍: Kindle、楽天Books
本書であるサヘル・ローズさんはイラン・イラク戦争の最中にイランで生まれ育ちました。戦争中ということもあり身寄りを失くし、その後は孤児院で育ちました。
8歳の時に養母(フローラ)が養子縁組をして母親となり、その後一緒に来日しました。
戦後のイランを離れたことで平穏な生活を送れるようになるかと思われました。
ところが実際は外国人母子家庭のため生活が厳しく、学校でも壮絶ないじめの被害に遭ったこともあり、一度は母親と共に自死も考えたことがあるようです。
本書の中では、今の彼女の華々しい姿からは想像できないような困難とどう向き合い乗り越えてきたのか、前向きに生きることが出来た背景には何があるのかが語られています。
本書は、今まさに困難に遭遇し弱っている方々へ寄り添う言葉を送る1冊となっています。
是非手に取ってみてください。
『言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”』の内容は?
- Bouquet 01:「誰かの瞳に映った私」が、私の孤独を癒やす
*家族の縁に恵まれなかったアナタへ - Bouquet 02: 衝突は本音をさらけ出す良い機会
*親子なのに気を遣ってしまうアナタへ - Bouquet 03: やっと見せた「親の弱気」に私は救われた
*死にたくなってしまいそうなアナタへ - Bouquet 04: 頑張らなくて良い勇気
*いじめられているアナタへ - Bouquet 05: 大丈夫、そこに存在しているだけで良い
*愛の注ぎ方に戸惑う親御さんへ - Bouquet 06: 縁あっての親子、来世もきっと
*大きな愛の偉大なアナタへ - Bouquet 07:「相手」でなく「愛手」に
*親代わりのお仕事の皆様へ - Bouquet 08: 難民の難は難しい民ではない
*世界を旅して出会ったアナタへ - Bouquet 09: 心には、国籍も国境も関係ない
*多様性の過渡期に立つ人々へ - Bouquet 10: 母の教え
*私の「心の花壇」より - Bouquet 11: サヘル流 新しい行動様式
*ウィズ コロナを生きていくこれからの私たちへ - Bouquet 12: 共に生きるということは共に歩むということ
*病気と闘うアナタとご家族へ - Bouquet 13: 先輩たちからのエール
*適職に迷っているアナタへ - Bouquet 14: あきらめなければ誰かは見てくれている
*世の中のシステムからこぼれた気がするアナタへ
本書の中では、辛く厳しい日々を乗り越えてきたサヘル・ローズさんの思いが自身の言葉で語られています。
生まれ落ちる環境や家族を人は選ぶことが出来ません。また極限の状態では自分で周囲の環境を変えることも困難です。
このように、世の中のセーフネットから零れ落ちてしまった方々、今辛く理不尽な日々を送っている方々を救うような言葉が登場します。
人はいつも【自分探しの旅へ出て行く】
引用:本書より
でもね、自分を探そうとしなくていいんだよ、
なぜならね、私たちはすでに存在していて、自分を見失ってはいない。
大切なのは【自分を肉厚にすること】。
私は日本人ですが、たまたま運がよく日本という恵まれた国に生まれ、何不自由の無い生活をしてきました。ですが、それは当たり前じゃないんだよと再認識をさせてもらえるような言葉もありました。実際に経験をしてきた彼女だからこそ紡ぎだすことが出来る言葉には説得力がありますね。
日本という国は、本当に豊かで人々も優しく、安全です。
引用:本書より
食べ物も洋服もそろっています。
でも、それに慣れないでください。
これが当たり前だと思わないでください。
皆さんには今置かれている恵まれた環境を、もっともっと大事にしてほしいのです。
上記の引用はほんの1例で多くの方の心に刺さる言葉が数多くあります。『死』に直面してきた彼女の言葉はかなり響くものがありました。
是非手に取ってみて欲しいと思います。
本書はどんな人におススメ?
本書は生きる全ての方々に是非読んで欲しい1冊です。
今輝いている彼女のがこれまでの辛い経験をどのように乗り越えてきたのか、彼女がもらった言葉の花束は一体何だったのか。
今の辛く厳しい時代の中で、日々思い悩む多くの方々へ届けたい”素敵な言葉“の数々をあなたはどう受け止めますか?
疲れてしまったあなたの心を癒す1冊、是非手に取って読んでみてください。