長期休暇の時期になるとたびたび話題になる上がる「旅館でのありがた迷惑な行い」。
親切な行為をしたつもりが、実は旅館にとっては助かるどころか迷惑だったという事実にびっくりしますよね。
一体どのような行為がありがた迷惑なのかまとめたので、皆さんありがた迷惑客にならないように気をつけましょう。
あなたも実はやってる?ありがた迷惑行為??
布団をたたむ
布団をたたむことはありがた迷惑行為とされています。
旅館の仲居さんからも「布団は畳まないでほしい」と切実なお願いが上がるほどに実は有難迷惑とのこと。
布団の中に忘れ物が無いか探したり、シーツをはがすために広げなおすことになってしまうそう。
布団を敷きっぱなしにするのは行儀が悪いし、気遣いや礼儀として布団をたたむ方もいるかもしれませんが、布団をたたまないことがマナーとされているので気をつけましょうね。
座卓(ローテーブル)を元の配置に戻す
座卓を元の位置に戻すのも実はありがた迷惑とのこと。
元の位置に戻す際に畳や床が傷付いたりすることもあるのでやめた欲しいとのこと。
また戻し後も結局微調整をすることになるので仲居さんの労力を減らすことも無いそうです。
使用済みタオルをまとめる
使用済みタオルをまとめてくれると助かるという声はよく聞きます。
その一方で「湿ったタオルをベッドや畳の上に置かないで欲しい」という意見もあります。
確かに濡れているものをベッドに乗せるとにおいがついたり、畳の場合は傷んでしまうこともあるそうなので、場合によってはありがた迷惑になることも。
たまにバスタブにタオル入れる人もいますが、タオルがバスタブの水滴を吸って重くなったり、回収する際に身をかがめる必要があり余分な体力を使ってしまうことになるようです。
まとめる場合はフローリングや洗面台の上だとよさそうですね。
ここまで様々なありがた迷惑行為を上げてきましたが、逆に喜ばれる行為は何でしょうか??
鍵をかけない
チェックアウトするときに扉の鍵をかけない、ドアを開けっぱなしにする行為は旅館から喜ばれます。
旅館としては清掃の際に、事務所に合鍵を取りに行く手間が省ける、チェックアウト済とすぐに分かるなど様々な面で助かるそうです。
ごみを1ヵ所に集める
部屋のごみを一ヵ所にまとめる行為も喜ばれます。
ただ注意しなければいけないのは、地域によっては分別が厳しいこともあるので一つにまとめるのではなくあくまで一ヵ所にまとめておいておくだけにとどめておきましょう。
備品を元の位置に戻す
使用したリモコンや給湯器、ティッシュなどの備品類を元の位置に戻す行為は大変喜ばれるそうです。
備品が見つからない場合は探す必要が出てきてしまうので、元に戻してあげることでスタッフの方の労力をかなり減らせるそうです。
まとめ
帰り際の行為をありがた迷惑行為とありがたい行為に分けて説明してきましたがいかがでしたでしょうか。驚きはありましたでしょうか?
私自身も親切心から行っていた行為が実は迷惑となっていたと知りびっくりしました。
旅行先などで旅館やホテルを利用される際はぜひ本記事を思い出していただたいてありがた迷惑客にならないようにしてください。