【葉山の美食家】フランス人シェフ、ニコラ・モローが創り出す「ハーブと地産地消」のスイーツ革命!

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神奈川県三浦半島の美しい海岸線が続く葉山町。この静かで風光明媚な街に、朝から行列が絶えない洋菓子店があります。その名も「ニコラ&ハーブ(Nicolas and Herbs)」。

そして、この店の全てを牽引するのが、フランス・リヨン出身のシェフ・パティシエ・ショコラティエ、ニコラ・モロー氏です。

彼は、かつて「うさぎシュークリーム」で東京のスイーツ界を席巻し、テレビにも多数出演した有名シェフ。そんな彼が今、葉山で取り組む「ハーブ」と「地産地消」をテーマにした独自のスイーツ哲学は、まさに日本の食トレンドの最先端をゆくものです。

今回は、ニコラ・モロー氏の波乱万丈な経歴から、「ニコラ&ハーブ」で追求する究極の素材愛、そして彼の職人技が光るトレンドスイーツの数々を深掘りします。

https://otonami.jp/experiences/nicolas-moreau-earthkitchen/?srsltid=AfmBOopdLAbJxzdAcQ2i-hUGxpS07nytWRzLYZVYQoinCNSqhHgnv2jo

ニコラ・モロー氏の人生は、美食の都フランス・リヨン郊外から始まりました。

1.1 フランス美食のDNA:リヨンで培われた食への愛情

1976年、リヨン市に生まれたニコラ氏。彼の食の原点は、料理上手なお母様にあります。なんと10人兄弟の大家族だったため、毎日大量の食事、朝昼晩で30食分を作っていたというお母様。その横でお菓子作りを手伝い、自家菜園のハーブや野菜を使った愛情たっぷりの料理に触れる中で、彼は自然と料理への興味を深めていきました。

フランス国立職業訓練校(AFPA)で専門技術を学び、星付きのフランス料理レストランで料理やデザートのスキル、接客マナーに磨きをかけます。

1.2 「うさぎシュークリーム」で一世を風靡

2000年にワーキングホリデービザの第1期メンバーとして初来日したニコラ氏は、横浜ベイシェラトンや有名菓子店(アンリ・シャルパンティエなど)で経験を積みます。

そして2014年、彼は独自のスイーツショップ「ニコラシャール銀座本店」「ニコラハウス表参道店」をオープン。この店で生まれたのが、その可愛らしいビジュアルでメディアを席巻した**「うさぎシュークリーム」**です。『マツコの知らない世界』『ヒルナンデス!』など多数のテレビ番組で取り上げられ、一躍、時の人となります。彼の独創的なアイデアとキャラクターは、日本のスイーツブームに火をつけました。

1.3 葉山への移住と「ニコラ&ハーブ」の誕生

東京での成功を収めながらも、ニコラ氏の心にあったのは、「地域に根差した、より素材にこだわった店づくり」でした。奥様の地元であり、南フランスの気候風土と似た葉山の雰囲気に強く惹かれていた彼は、2017年に独立し、活動拠点を葉山に移します。

そして2018年2月、「ニコラ&ハーブ」をオープン。「ハーブ」への強いこだわりと、葉山の「地産地消」をコンセプトにしたこのお店は、彼の集大成ともいえる場所です。

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「ニコラ&ハーブ」の最大の魅力は、その名の通り、ハーブを主役に据えたスイーツと、葉山の新鮮な素材への徹底したこだわりです。

2.1 自家製ハーブが香るスイーツ

ニコラ氏が自宅のガーデンで栽培・収穫するハーブは、ローズマリー、ラベンダー、ミントなど多岐にわたります。彼はこの瑞々しいハーブを、焼き菓子やチョコレート、ジェラートに惜しみなく使用します。

彼の母から受け継いだハーブへの愛は深く、例えばローズマリーだけでも10種類以上ある中から、スイーツの個性を引き出すための最適な品種を厳選して使用するという徹底ぶりです。ハーブの持つ爽やかさや奥深い香りが、スイーツに個性的なアクセントと上品な風味を与え、「ニコラ&ハーブ」でしか味わえないオンリーワンの魅力を生み出しています。

2.2 葉山への恩返し!「地産地消」の追求

ニコラ氏は、葉山という土地を心から愛し、「恩返しは料理を通じて」という想いを抱いています。彼は地元の商工会とも連携し、地元の特産品を積極的にスイーツに取り入れています。

  • 葉山産ショウガ:商工会から相談を受け、その香りと風味の強さに驚きながらも、ショウガと蜂蜜、ブラックチョコレートを合わせた「ジンジャーチョコレート」や「ジンジャーフィナンシェ」を開発。葉山特産の新たな顔として注目を集めました。
  • 葉山産蜂蜜:地元の蜂蜜を使ったスイーツも人気。
  • 葉山の米の麹:ジェラート「葉山ローザ」の花びらには、米の麹を使った「甘酒とカシスベリーマーブル」など、和の要素も取り入れ、伝統と革新を融合させています。

地元の生産者と協力し、その土地の食材を最も美味しく、そして独創的な形に昇華させるニコラ氏の姿勢は、まさに現代の美食家が求める「エシカル(倫理的)」で「サステナブル(持続可能)」な食のトレンドそのものです。

https://zushi-hayama.keizai.biz/photoflash/632/

ニコラ氏の職人としての技術は、華やかな経歴に裏打ちされています。特にチョコレートとケーキにおける彼の技は、国際的なレベルでも高く評価されています。

3.1 究極の芸術品:チョコレートの輝き

「ニコラ&ハーブ」のチョコレートは、その艶と模様が最大の特徴です。この模様は、チョコレートが室内外の気温や温度によって変化することを深く理解していないとできない、まさに職人技。ニコラ氏は、この高度なテンパリング技術を持つショコラティエは、フランスでも数人しか知らず、日本では会ったことがない、と語るほど自信を持っています。

  • ジンジャーチョコレート:葉脈のような模様と半球体のフォルムが特徴的な逸品。見た目も味も、芸術作品のような仕上がりです。
  • メレンゲ菓子:ハーブ(薔薇、ローズマリー、ラベンダーなど)を使ったメレンゲは、マーブル状の美しい彩りが印象的。

3.2 トレンドを牽引する人気スイーツ

来店客を魅了し、売り切れが続出する人気商品も、ニコラ氏の技術とアイデアの賜物です。

  • チョコレートバスクチーズケーキ:濃厚ながらも甘さ控えめで、上質なチョコレートの風味が際立つ大人気商品。さらに、グルテンフリー仕様という点も、健康志向の現代のトレンドにマッチしています。ほろ苦さや酸味が感じられ、大人の味わいとして絶大な人気を誇ります。
  • タルトと生菓子:タルトを中心とした生菓子は、無農薬ハーブを加えたオンリーワンの味わいが魅力。デザインや色合いは来店するたびに変化し、アートのような美しさです。
  • ジェラート:夏の葉山で大人気となるジェラートは、北海道特選牛乳やフランス産カカオなど厳選素材を使用。バラの花形に盛り付ける「葉山ローザ」など、見た目も華やかです。

3.3 フランス料理の知見を活かしたトレトゥール

パティシエ・ショコラティエとしての顔だけでなく、フランス料理全般に精通しているニコラ氏は、「トレトゥール(総菜)」も得意分野です。キッシュやラタトゥユ、加工肉なども常時ラインナップされており、自宅での食卓を豊かにする、フランスのライフスタイルを提案しています。

ニコラ・モロー氏は、フランスの伝統的な美食の技術と、日本の繊細な味覚、そして葉山という土地の恵みを融合させた、まさに「美食のアーティスト」です。

かつて東京で一過性のブームを巻き起こした彼は、今、葉山で地域に深く根差すことで、より本質的で、持続可能な食の魅力を追求しています。彼が創り出すハーブと地元の素材を活かしたスイーツは、単なるお菓子ではなく、葉山の気候風土やニコラ氏の愛情が詰まった「ストーリー」そのものです。

「ニコラ&ハーブ」は、葉山の新しい名物として、全国から美食家が訪れる「トレンドスポット」であり続けています。彼の明るい人柄と、日本を愛し、日本の魅力を日本人以上に語る情熱が、これからも多くの人々を魅了し続けるでしょう。

ぜひ一度、葉山を訪れて、ニコラ氏の情熱と職人技が詰まった、唯一無二のハーブスイーツを体験してみてはいかがでしょうか。

【店舗情報】

  • Nicolas&Herbs(ニコラ&ハーブ葉山本店)
  • 住所:神奈川県三浦郡葉山町一色 1723-1
  • 営業時間・定休日:SNS等で最新情報をご確認ください。
  • 公式HP(http://nicolasandherbs.com/

二コラ・モローのSNS


(※本記事は、公開されている情報を元に構成しています。最新の商品情報や営業時間は、公式サイトまたは店舗にご確認ください。)

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